『安全』と『楽しく』にこだわった富士登山ツアーです!
高山病からメンバーを守るために
誰もが心配する高山病。空気の濃度は目に見えないだけにやっかいな難敵です。しかし、高山病発症のメカニズムを理解し、科学の力を使うことで、未然に防ぐことができると考えています。ひとりひとり計測し、体調を判断しながら登っています。
具体的な対策
心拍管理でオーバーペースを予防する
富士登山で、途中で断念する方は約4割とも3割とも言われていますが、ほとんどの原因はオーバーペースです。それが原因でバテてしまうのです。無理なペースで走ったマラソン選手が、ゴール手前でふらふらになるのと同じです。そこで、心拍数を計測しながら登っています。適正な心拍数を維持しながら登ることで、バテを排除しています。心拍管理登山は、無理のないペースメイクに最適
です。1人づつ心拍計をつけていただき、ほぼ理想的な疲労度で無理なく登山することができます。そして、一番あってはならない、急性の心筋梗塞などを予防することにもつながっています。
マイペースで登ろう!
富士登山での混雑を避けるために、時間差登山を実施しています。すべての渋滞の原因は、御来光を山頂で!にこだわっている人が多いからです。左図は八合目付近を下山中のご来光帰りの一段です。この中に入ったら、マイペースで歩くこともできません。そして全てが大混雑になってしまい、トイレも、休憩も、食事も、宿も地獄です。
寒い!つらい!きつい!
を徹底的に排除しました!
一番弱いメンバーに合わせて、オーバーペースにならないように、ゆっくりにこだわって登っています。
ゆっくり、ゆとりを持って、ムリ・ムラのないペースをキープして登り続けます。追い越されても、気にしない気にしない。
メンバーの心拍数と、パルスオキシメーターでの体調管理で、無理のないペースをキープします。
そしてそれが、夢の山頂にたどり着くための、一番安全な方法なのです。
声が届き、表情が見て取れる人数
そりゃ人数が多いほど儲かるでしょうが、40人に1人だけのガイドで、楽しく、安全な富士登山になるとは思えません。体調の把握、安全の配慮、見ただけでは分からない花の名前や自然の素晴らしさ。
そこで、多くても10人程度。声が届く範囲、声が聴こえる範囲にしています。
表情や顔色が見える人数なので、仲良く打ち解けるのも早く、会話を楽しむ、とても雰囲気のいいチームが毎回生まれています。
名前と顔が一致する、何年たっても思い出せる、そんなツアーです。