『家族で富士山に登る』その体験は一生涯忘れることができない家族の思い出になります。
もちろんそういう意味だけでなく、家族での登山は大切だと考えています。
大自然は、嘘、偽りが全くない世界です。しかも日本一の富士山を登るのはとても大変!
『千里の道も一歩から』目標を定めたら、一歩また一歩と歩き続けるしか、夢を叶える方法はないこと。登るにつれ景色が変わっていくこと。山頂が近づくにつれて辛くなること。言い換えると辛くなってきたら、夢が叶うサインだということを身をもって体感できるチャンスです。諦めずにコツコツ歩いて、みんなで頑張る。励まし合いながら家族の絆が深まっていくのではないでしょうか。そしてそれは脳だけではなく、骨の髄が記憶する、そんな貴重な体験だと思います。
近ごろ、子どもが達成感を感じる機会がめっきり減ってしまったのではないでしょうか。そんな中で富士登山というプロジェクトは、まずしっかり目標を立て準備しやり遂げるというプロセスからして素晴らしく、達成感は半端ないと思います。人間はやり遂げることで自信をつけて、挑戦することで育ってゆく子どもにとって最高の勲章です。子どものうちに日本一高い場所を体験し、世界を高みから見たという体験は一生の財産になるのではないでしょうか。
もちろん登るからにはどうしても山頂までと思いがちですが、楽しむことを一番ということを忘れないでください。
「見てごらん。小さい子でもがんばってるじゃない」
と怒っているお父さんお母さんを何度見たかわかりません。そりゃあ富士登山に費やしたお金、労力、エトセトラ、登れらなかったら頭に来る気持ちは、もちろん理解できます。しかし、無理をさせれば一生記憶から消えない嫌な思い出になるかもしれません。頂上に行くことは大事だけど、子供の笑顔の方がもっと大事です。お金や労力は二の次です。
そこでガイドの出番です。家族の中に登山のプロが入ることにより、無理のないペース配分により余裕のある富士登山が可能になります。
たくさんの方々を見てきた百選練磨の客観的な判断は鬼に金棒です。緩和剤の作用も働き、親子がいい関係のまま登山が終了しています。 ぜひご一緒させてください!